ミネラル豊富な塩おすすめ3選!塩の選び方やポイントは?

天然塩の選び方

塩は毎日の料理に欠かせない調味料のひとつ。

塩の摂りすぎはあまりよくないからと減塩の商品をよく見かけませんか?

しかし、塩は私たち人間の身体にとって、とても大切なものなんです。

結論から言うと、避けるべきなのは「精製塩」。

ミネラル豊富な「天然塩」は健康維持や美容のために絶対必要です。

当記事では、ミネラル豊富な身体にいい「天然塩」の選び方やおすすめの商品をご紹介します。

減塩を意識しすぎて逆に病気になりかねないということも言われていますので、身体に良い塩の選び方を学んでいきましょう!

我が家で愛用中の天然塩も紹介します♪

目次

塩の種類

塩

まずは、塩の種類を確認していきましょう。

塩は、ざっくり分類すると、この3種類に分けられます。

  • 天然塩
  • 精製塩
  • 再生加工塩

塩化ナトリウムとミネラルが塩の主な成分です。

とくにミネラルバランスが優れているのが、海水塩の天然塩

天然塩にはミネラルが豊富に含まれているから、身体のバランスを整えてくれるよ!

「天日塩」「自然塩」「天然塩」など様々な呼び方がありますが、販売商品にこのような表記はできません。

販売メーカーが、消費者に商品をわかりやすく伝えるために作られた言葉です。

さらに、薬機法により、効果や効能の表記も不可。

安全な塩なのか?どのように作られている塩なのか?私たち消費者が見極める必要があります。

塩はほぼ毎日使う調味料だから、身体にいい塩を選びたいね!

天然塩の見分け方

マルとバツの札を持つ女の子

ミネラルバランスが整っているのが天然塩なのですが、最近はどれが天然塩なのか判断しづらくなっています。

その理由は以下のとおりです。

  • 精製塩や再生加工塩が多く販売されている
  • 「天然塩」の表記ができないことになっている
  • 薬機法により、効果・効能の表記ができない

そこで、見分けるポイントを紹介するよ!

  • 原材料
  • 製造方法
  • 成分

それぞれを詳しく説明していきます。

①原材料

精製塩、再生加工塩、天然塩に使われている原材料は「海水」または「天日塩」です。

スーパーなどで販売されている商品をもとに、比較表にまとめました!

塩の種類商品名原材料
精製塩精製塩天日塩(メキシコ)
炭酸マグネシウム
食塩海水(日本)
再生加工塩瀬戸のほんじお海水(岡山)
伯方の塩天日海塩(メキシコまたはオーストリア)
海水(日本)
赤穂の天塩天日塩(オーストラリア)
粗製海水塩化マグネシウム(にがり)
天然塩海の精海水(伊豆大島近海)
ぬちまーす海水(沖縄県宮城島)
雪塩海水(宮古島)
塩の原材料比較表

塩にも、実は添加物が使用されているものもあります。

表を見ると分かる通り、精製塩や再生加工塩には炭酸マグネシウム、粗製海水塩化マグネシウムが添加されています。

  • 炭酸マグネシウム…塩を固まりにくくするための固結防止剤
  • 粗製海水塩化マグネシウム(にがり)…成分を調整してミネラル(マグネシウム)を添加

原材料が「海水」のみかを確認しよう!

しかし、原材料が「海水」=「天然塩」というわけではありません。

成分と合わせて、製造工程も必ず確認しましょう!

②製造方法(工程)

原材料の見分け方が分かったら、次は工程をチェック!

塩の種類は製造方法(工程)で分類されるため、ここが一番の見分けるポイントになります。

工程で見分ければ良いんだね!でもいろんな工程があって難しい…結局どれを選べばいいの?!

様々な工程があり、見分ける時に悩んでしまう方が多いのではないでしょうか。

結論から言うと、「イオン膜」「立釜」「溶解」以外を選んでください!

どのような塩の工程があるのか、一部を紹介します。

  • 天日…太陽や風力といった自然エネルギーを利用し、水分を蒸発させる
  • 平釜…密閉されていない釜で煮詰めて塩水を濃縮または結晶化させる
  • イオン膜…海水中の塩分をイオン膜を利用して濃縮する
         効率的に塩化ナトリウムを濃縮することが可能なので、生産性が高く多く使われている工程
  • 溶解…天日塩・岩塩などを水や海水に溶かして濃い塩水をつくる
  • 立釜…完全密閉型蒸発缶で減圧または加圧状態で加熱させ、塩水を濃縮または結晶化させる

他にも様々な工程がありますが、主な工程は上記になります。

塩の工程も比較表にまとめましたので、選び方の参考にしてみてください!

塩の種類商品名工程
精製塩精製塩溶解、立釜、乾燥、混合
食塩イオン膜、乾燥、立釜
再生加工塩瀬戸のほんじおイオン膜、立釜
伯方の塩溶解、立釜
赤穂の天塩洗浄、粉砕、溶解、立釜、混合
天然塩海の精天日、平釜
ぬちまーす逆浸透膜、噴霧乾燥、低温焼成
雪塩逆浸透膜、加熱ドラム
塩の製造方法(工程)比較表

③成分

原材料、工程の見方が分かったら、最後は成分です!

天然塩にはミネラルが豊富に含まれています。

まずは、塩化ナトリウムの量を確認しましょう。

塩化ナトリウムの表記がない場合は、食塩相当量を見ます。

塩化ナトリウムの量が99%以上であれば、精製塩と思ったほうがいいでしょう。

種類商品名食塩相当量マグネシウムカルシウムカリウム
精製塩精製塩99%以上
食塩
再生加工塩瀬戸のほんじお89.7g300mg160mg880mg
伯方の塩95.5g100~200mg50~200mg10~150mg
赤穂の天塩92g550mg5~70mg5~80mg
天然塩海の精86.36g700mg400mg240mg
ぬちまーす73.34g3620mg440mg1140mg
雪塩72.6g3310mg832mg1000mg
2024年11月時点

表で見ると一目瞭然!こんなに違うんだね。

おすすめの天然塩

ここからは、私が実際に使ったことのあるおすすめの天然塩を紹介します!

海の精

\定番の天然塩といったらこれ!/

海の精

商品詳細

  • 原材料…海水(伊豆大島)
  • 工程…天日、平釜
  • 価格…500g 約1,300円
  • 推しポイント…日本の伝統的な海塩
塩化ナトリウム86.36g
マグネシウム700mg
カルシウム400mg
カリウム240mg

引用:海の精公式サイト

おすすめの使い方
・おにぎりや天ぷらなどの料理用に

水分が多くしっとりとしています。固まっていて使いづらいな〜と感じることもあるけど、とにかく美味しい!

ぬちまーす

\ミネラル量ギネス認定!/

ぬちまーす

商品詳細

  • 原材料…海水(沖縄県宮城島)
  • 工程 …逆浸透膜、噴霧乾燥、低温焼成
  • 価格…250g 2,000円前後
  • 推しポイント…ミネラル量がダントツで多い天然塩!
塩化ナトリウム73.34g
マグネシウム3620mg
カルシウム440mg
カリウム1140mg

引用:ぬちまーす公式サイト

おすすめの使い方
・お湯に溶かしてミネラル補給
・おにぎり

お湯に溶かして飲む時は、500mlのお湯に小さじ1杯の塩を溶かして飲むのがおすすめ♪

人気なので欠品になることもしばしば。
在庫があるうちに買っておくと良いですよ〜!

シママース(再生加工塩)

\料理の下ごしらえなどに/

沖縄の塩シママース

商品詳細

  • 原材料…天日塩(89.3%メキシコまたはオーストラリア)海水(10.7%沖縄)
  • 工程 …溶解、平釜
  • 価格…500g 250円前後
  • 推しポイント…再生加工塩には珍しい平釜製法
塩化ナトリウム93.2g
マグネシウム150mg
カルシウム190mg
カリウム110mg

おすすめの使い方
・漬物
・料理の下ごしらえ

天然塩ではないけれど、惜しげなく使えるから大量に必要な時に大活躍!

まとめ:身体に良い塩を選ぼう

塩

天然塩の選び方はそんなに難しくありません。

スーパーなどには様々な塩が販売されていますが、原材料や製法が分かれば自ずと買うものは決まってきます。

塩はとくに身体への影響が大きい調味料ですので、すぐにでも見直していきましょう!

お気に入りの塩をぜひ見つけてくださいね♪

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